和菓子の日
今月のテーマ別レッスンは、6月16日の「和菓子の日」にちなんだアレンジ。上生菓子に見立てたミニアレンジを3つ作って、お盆に飾りました。
原案は自由が丘校・富澤純子先生の「花だんご」という作品。こちらはお正月向けの可愛い串団子風アレンジでしたが、6月用に少しアレンジさせていただきました。
「和菓子の日」を簡単にご説明しますと・・
古くから、6月16日に16個の菓子または餅を供え、それを食して疫病を祓う「嘉定(嘉祥)の儀」が行われていました。明治以降は廃れてしまったのですが、1979年全国和菓子協会によって6月16日は「和菓子の日」に定められました。
・・ということで、今回は験をかついで「16」という数にこだわり、1個のアレンジにつき16輪のお花を入れるという課題にしました。
色合いは「トライアード」に近い配色技法を用いて、「あずき」「うぐいす」「卵黄」をイメージさせるお菓子に見立てました。
☆トライアードとは・・色相環を3等分する位置にある3色を組み合わせる配色を、トライアード(3色配色)といいます。 変化に富んだ中にも、バランスのとれた配色となります。
うぐいすのお菓子・・TOPに使用しているのは「Gトリュフ」という名前のナデシコの新種です。苔球のようでカワイイ♪その他、緑のSPバラ(グリーンアロー)やニゲラの実、SPマム(フロッギー)などが入っています。
あずきのお菓子・・TOPに使用したのはピンポンマム(ジェニー)。その他SPバラ(ディープパープル)、スカビオサ、アストランティア、赤入才などを使用しました。
卵黄のお菓子・・TOPはSPバラ(マカレナ)、その他モカラ、マトリカリア(アロマティカ)、SPマムなどを使用しました。(クラスによって花材は異なります)
ぜひ、みなさまも6月16日、16個のお菓子をお供えして、梅雨の邪気払いをしてくださいね!
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(c)2006 Floral Medallion
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