食品衛生
食中毒の季節到来です
教室に置いてある「食品衛生責任者」の札をご覧になって、お問い合わせくださる会員様が多かったので、この資格についてご紹介します。
食品衛生責任者とは、都知事の定める機関の講習を受けた者で、飲食店の営業者は、営業許可施設ごとに食品衛生責任者を選任し保健所に届け出ることになっています。
丸1日講習を受けると取得できます。(最後にテストがあります)
詳しくはこちらのHPをご覧ください。http://www.toshoku.or.jp/shikaku/training_a.html
一時期サロネーゼという言葉が流行り、実務経験もなく家で料理教室などをはじめる主婦が増えるのと同時に食中毒の危険性も増えているということを聞き、当校は手作りのものはお出ししないのですが、一応講習を受けることにしたのです。
食器用布巾は衣類用洗剤で洗わないとか、まな板は食品に合わせ最低でも5枚は用意するといった基本的なことから、細菌の種類と対処法などを教えていただけます。また、食品衛生コンサルタントの方から、今までに起きた集団食中毒の事例などを聞くことができます。
大変勉強になったのですが、講習を受けてからしばらくは生ものが食べられませんでした・・。もちろん手の爪を伸ばすことも、ネイルアートも取得してからはしておりません。
某お笑い芸人が経営する焼肉屋さんでカンピロバクターによる食中毒のニュースがありましたが、本当に怖いですね。
ちなみにカンピロバクターは、主に生肉に多く付着する菌で、スーパーで売られている鶏肉の約半数に付いているそうです。60℃・1分程度の加熱でほぼ死滅します。
ぜひ皆様も食品衛生を学んでみてはいかがでしょうか。
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